「すき家に、お肉が6倍も乗ったとんでもない裏メニューがあるらしい」——SNSやYouTubeでそんな投稿を見かけて、「え、それ本当に頼めるの?」と気になって検索した人も多いのではないでしょうか。仕事終わりや夜勤明けにお腹がぺこぺこで、「今日はとことん食べたい」と思ったときに限って、メニュー表のどこにも載っていない……。それが、すき家の裏メニュー「キング牛丼(牛丼キング)」です。
この記事では、すき家の広報担当者への取材記事や実際に食べた人たちのブログを調べつくし、値段の変化・カロリー・注文のしかた・断られたときの対処法・美味しく食べきるコツまで、キング牛丼について知りたいことを1つの記事にまとめました。読み終わるころには、店員さんに堂々と「キング牛丼、お願いします」と言えるようになっているはずです。
そもそも「キング牛丼」ってどんな裏メニュー?
キング牛丼(正式名称:牛丼キング)は、牛丼チェーン最大手のすき家にある、メニュー表には載っていない特大サイズの牛丼です。おたくま経済新聞がすき家の広報担当者に直接取材したところ、2009年8月12日から販売されている裏メニューで、一部の店舗を除いて全国のすき家で注文できることがわかっています。
「裏メニュー」と呼ばれる理由はシンプルで、通常のメニュー表やタッチパネル(タブレット注文)にキング牛丼の文字がないからです。だからといって怪しいものではなく、注文すればレシートにもきちんと「キング牛丼」と印字される、正式に存在する商品です。
お肉の量はふつうの並盛りの約6倍、ご飯の量は約2.5倍。すき家の通常メニューの中で一番大きい「メガ盛り」と比べても、さらに約2倍のボリュームがあります。まさに、たくさん食べたい人のための特別な一杯なのです。
値段・量・カロリーを徹底比較【表つき】
キング牛丼がどれくらい大きいのか、まずは数字で見てみましょう。下の表は、すき家の牛丼サイズを並盛りと比べたものです。カロリーの数値は、すき家の栄養成分に関する情報をまとめたサイトのデータをもとにしています。
| サイズ | お肉の量(並盛り比) | ご飯の量(並盛り比) | 目安カロリー |
|---|---|---|---|
| ミニ | 0.7倍 | 0.7倍 | 約496kcal |
| 並盛り | 1倍(基準) | 1倍(基準) | 約732kcal |
| 中盛り | 1.6倍 | 0.9倍 | 約798kcal |
| 大盛り | 1.4倍 | 1.4倍 | 約967kcal |
| 特盛り | 2倍 | 1.4倍 | 約1,176kcal |
| メガ盛り | 3倍 | 1.4倍 | 約1,458kcal |
| キング(裏メニュー) | 約6倍 | 約2.5倍 | 約2,300kcal |
キング牛丼のカロリーは、成人が1日に必要なカロリーのおよそ8割にもなる量です。お肉だけでも500g前後あるので、まさに「お肉のかたまりを食べる」ような感覚になります。ちなみに、あるブログ記事の計算では、たんぱく質が約108g、糖質が約231g、脂質が約142gという数値も紹介されていました。筋トレをしている人が「たんぱく質をしっかり摂れる一杯」として選ぶのも納得のボリュームです。
すき家の広報担当者への取材では「価格は税込1,480円、総カロリーは約3,000kcal」と回答されていました(取材時点)。
出典:すき家の裏メニュー「牛丼キング」について広報に取材 – おたくま経済新聞
値段については注意が必要です。キング牛丼は登場した2009年当初は990円ほどでしたが、牛丼全体の値上がりにあわせて少しずつ価格が改定されています。ブログの記録を追っていくと、1,140円→1,280円→1,480円→1,780円→1,880円というように、年々値上がりしていることがわかります。今の正確な値段は店舗やタイミングによって変わるので、注文する前にお店の人に確認するのがおすすめです。
断られない注文フレーズと注意点
キング牛丼は裏メニューなので、タッチパネルからは注文できません。近くを通りかかった店員さんに、次のように声をかけましょう。
「すみません、キング牛丼って注文できますか?」
これだけでOKです。牛丼だけでなく、カレーや豚丼もキングサイズに変更できるお店が多いので、「カレーのキングサイズをお願いします」というように伝えても通じます。ただし、うな丼やまぐろ丼にはキングサイズが用意されていません。
まれに注文を断られることもありますが、その理由の多くは「盛り付ける大きなお皿が今その店舗にない」「混雑していて手が回らない」といった、お店側の事情です。困らせているわけではないので、気にしすぎなくて大丈夫。断られたときは、時間帯を変えて再チャレンジしてみましょう。ただし、お店が忙しいランチタイムなどは避けて、余裕のある時間帯に注文するのがマナーとしてもおすすめです。
また、次の3つは覚えておきましょう。
- 持ち帰り・テイクアウトは不可:必ずお店の中で食べきる必要があります。
- 深夜料金に注意:22時〜翌5時は通常価格の7%増しになるお店があります。
- 食べきれなかったときは:残してしまっても罰金などはありませんが、お店によって対応が異なるため、無理のない範囲で注文しましょう。
飽きずに完食するトッピング&味変テク
キング牛丼はとにかく量が多いため、「同じ味がずっと続いて途中で飽きてしまった」という声も少なくありません。実際に完食した人たちのブログを見ると、味に変化をつけることが完食のカギになっているようです。
さっぱりした後味が欲しいときは「おろしポン酢」や「かつおぶしオクラ」がおすすめ。こってりガッツリいきたいときは「3種のチーズ」や「キムチ」、「高菜明太マヨ」が人気です。半分ほど食べ進めたところで卓上の七味唐辛子や紅しょうがを使うと、味が引き締まってまた食欲がわいてきます。
✍️ 実食者の知見からの一言アドバイス
結論:最初から全部のトッピングを乗せず、半分は「素の牛丼」、残り半分でトッピングや薬味を使って味を変えるのがおすすめです。
なぜなら、多くの人が「最初から全部乗せて味が濃くなりすぎ、後半で苦しくなった」と振り返っているからです。生たまごやねぎ玉のようにとろみが出るトッピングを後半に使うと、口当たりが軽くなって食べ進めやすくなります。この工夫が、あなたの完食の助けになれば幸いです。
よくある質問(FAQ)
Q1. キング牛丼はどこのすき家でも頼めますか?
A1. すき家の広報担当者への取材によると、一部店舗を除く全国の店舗で販売されています。ただし、お皿の在庫や混雑状況によっては断られる場合もあります。
Q2. 持ち帰りはできますか?
A2. 基本的にできません。デリバリーやドライブスルーの注文にも対応していないので、お店の中で食べる必要があります。
Q3. キング牛丼以外にもキングサイズはありますか?
A3. カレーや豚丼もキングサイズに変更できます。ただし、うな丼やまぐろ丼にはキングサイズがありません。
Q4. カロリーが高いですが、食べても大丈夫ですか?
A4. 1食で1日分に近いカロリーになるため、毎日の食事としてではなく、たまのご褒美として楽しむのがよいでしょう。量が心配な人は、まずはメガ盛りから試してみるのもひとつの方法です。
まとめ:知れば怖くない、すき家のキング牛丼
キング牛丼は、2009年から続く歴史あるすき家の裏メニューで、決して怪しいものではありません。値段は年々変わっているので事前確認は必要ですが、正しい注文のしかたと、味変のコツさえ知っていれば、誰でも安心して挑戦できる一杯です。次にすき家に立ち寄ったときは、ぜひ勇気を出して「キング牛丼、お願いします」と声をかけてみてください。
参考文献
- すき家の裏メニュー「牛丼キング」について広報に取材→実際に大食いライターが挑戦してみた – おたくま経済新聞
- すき家の裏メニュー「キング牛丼」が想像以上だった…!コスパ抜群のデカ盛り商品 – macaroni
- すき家【キング牛丼】肉量は並の6倍2916kcal超お得な裏メニュー【1280円】 – デカ盛りとご当地グルメ食べ歩きブログ
- コスパ最高の筋肉飯、キング牛丼(裏メニュー)を考える│すき家 – えいとと申します。
- すき家の裏メニュー!無料サービスやトッピング組み合わせで美味しくアレンジ! – TravelBook
※本記事の価格・カロリー等の情報は、各情報源の公開時点のものです。実際にご注文の際は、必ず店舗で最新情報をご確認ください。

